2010年02月09日

読書 2010−3 「冬の兵士」

去年の夏図書館で予約した「冬の兵士」という本がようやく借りられました。
5ヶ月、長かったです。

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冬の兵士―イラク・アフガン帰還米兵が語る戦場の真実は、イラク・アフガンに派遣されていた帰還兵が語る戦場での実話です。

アブグレイブ刑務所における捕虜虐待事件は世界中に配信され、衝撃を与えました。
『このような悲劇は「例外」であり、「常習化したものでも習慣でもない」』と、
当時の米政府がコメントしたことを記憶している方も多いと思います。

この本の中では、イラク人に対する人種差別意識、イラクの一般市民に対する残虐行為、
女性米兵が仲間から受けた暴力、など自分たちが犯してきた罪を告白し、懺悔し、
この戦争は間違いだったと訴えています。
とても人間のすることとは思えないほどの残酷な事実ばかりです。

でも、この兵士たち(志願兵)は戦争に行くまでは普通の若者だったのです。
極限の緊張状態に置かれた若者たちが、狂気に駆り立てられ、上官の命令に従って、
非人道的な行為に及んでしまう様が目に浮かびます。

とても恐ろしい現実です。

無事帰還しても、PTSDに苦しみ自ら命を絶つ兵士たち。
そんな兵士たちを救おうとしないアメリカという国。
この戦争で一体どれだけの尊い命が失われたのでしょう。

あまりに辛い話なので途中で読むのを止めてしまいました。

この戦争に協力した日本も決して無関係ではない、と感じました。





ラベル:冬の兵士
posted by マメコ at 12:05| ☁| Comment(0) | 読書記録+おすすめの本 | 更新情報をチェックする