2011年01月18日

私の遺言

とあるブログで紹介されていた、
佐藤愛子さんの『私の遺言』を読みました。

母が佐藤愛子さんのエッセイの大ファンです。
私は今回初めて佐藤愛子さんの本を読んだのですが、
こんな壮絶な体験をされている方とは、想像もしていませんでした。

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私の遺言 (新潮文庫)

あらすじ
北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。

驚きの内容でした。

不思議な友人のおかげで免疫バッチリなため、これは小説ではなく、
トンデモ話などでもなく、現実に起きた出来事だと理解できました。
特にアイヌの話のくだりでは、何度もこみ上げてくるものがありました。
北海道に住まわせていただいている身として、この土地をアイヌ民族から力ずくで奪ってきた日本人の罪の大きさが、痛いほどわかりました。
また、その過去の歴史にあまりに無知だったことにも気付きました。
未だに浄化されていない魂があったとしたら、と思うと、怖いと言うより
ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。

この本には「オーラの泉」の美輪さん、江原さんも出てきます。
以前友人からこんな話を聞きました。

オーラの泉の番組の中で、ゲストが私の友人の話を江原さんに話す場面があったそうです。
某ゲスト「先日○○に行って来たんです。」
江原さん「あ、○○のあの人(友人)のところですね」

テレビを見ない友人は、後になって知りあいからこの話を聞いて、
「あっ、私のこと話してる」とわかったのだそうです。
江原さんと友人に接点があることに、ただただ驚きました。

今回の佐藤さんの本に出てくる若い頃の江原さん。
とても痛い目に遭いながらも、素敵なお仕事をされています。

そして、他にもとても興味深いお方が出てこられました。
相曽誠治さんです。
この方、神界から日本を守護されるためにお越しになったお方だとか。
神界でのお名前を「ことむけのみこと」とおっしゃるそうです。
阪神大震災の1週間前に、大地震が来る事を(場所は伏せて)佐藤さんに知らせてきたそうです。
そして、地震。

以下本より抜粋
「神様はご心配になっていらっしゃいます」
「神様はお怒りです」
今までにも何度か神の意図を知るたびに、氏は祈って許しを乞うてきた。
その願いが聞き届けられたことは幾つかある。
だが、今回、氏の願いは無為に終わった。大地震は起きた。

「私どもの力及ばず、とうとうこうなりました。申し訳ありません・・・」


このような方達が実在し、今まで日本を地震などの大災害から守ってきて下さっていたと知り、
とても有り難く思いました。
(残念ながら、1999年12月31日、神界にお帰りなったそうです)
日本人の波動がどんどん下がってきている事により、犯罪や災害が多発しているそうです。
物質至上主義・我よしな利己主義・環境破壊。
いき過ぎた文明社会。

阪神の地震を人工地震(陰謀)という人もいますが、私は天災だったと思っています。
以前友人は、「神戸の、あの辺には大きな建物を建ててはいけないんだよ」と言っていました。
地盤がどうこうではなく、建ててはいけない場所だと。
神戸 神の戸と書きますね。

友人も地震の予知が出来、地震を鎮める活動に関わっていると聞いたことがあります。
ただ去年の夏前、東京に地震が来るかどうか訊ねて「我よしな考えだ」と注意された事がありました。
(神奈川に住む姉弟家族が心配だったので)
だから、とっても気になっている地震の事を二度と聞く事は出来ません。(涙)

相曽さんの本を探してみました。
あるにはあったのですが、とても高価です。図書館にもなし。
DVDもありましたが、とてもとてもビンボー主婦には手が出ません。
どこかにアップされてはいないか、とネットを探すほかなさそうです。

話しを本に戻しますが、「私の遺言」の終わりのほうに(故)遠藤周作さんが出てこられます。
江原さんを通して、佐藤さんと交信します。
佐藤さんが遠藤さんにこの国の先行きについて訊ねました。
すると、遠藤さんの返事は
「国のことよりも 自分のことだ」
でした。

以下本文より抜粋
私ははっとした。急所をグサリと突かれた思いだった。そうだった、大切な事は人、一人一人が自分の波動を上げることだった。
一人一人の波動が上がれば社会の波動が上がり、国の波動も上がるのだ。政治家を批判しても仕方ない。国民の波動が上がれば波動の高い政治家が出てくる。一人一人の波動の高まりが優れた政治家を生み出すのだ。


これは 、以前友人から聞いた話と同じです。
個人個人のレベルアップしかないと。

そして、壮絶なアイヌの霊障が鎮まり、長かった戦いの日々を振り返って最後にこう締め括られています。

以下本より抜粋
すべては「はからい」だったのだと思う。
過去のもろもろの苦労は私のカルマであると同時に与えられた使命を成し遂げさせるための訓練だったのだ。
苦しみから逃げなくてよかったと思う。人間は苦しむ事が必要なのだ。自分がなぜこんな目に遭うのかと腹が立つ事があっても、これが自分に課せられたカルマだと思うと諦めがつく。
天や人を恨んでもしようがない。それを正しく認識すればカルマを解消するためにこの災厄から逃げずに受けて立とうという気持ちになる。そうなればよいのである。そう思えば勇気が出る。
生まれて来たことをよかったと思えるのだ。


この本を書き終えた時、佐藤さんは79歳。
逃げずに受けきった勇気と辛抱強さ。
「あっぱれ」と思わずにいられませんでした。

不思議な話あり、スリリングな話しあり、あの世(魂の行き先)の具体的な話あり、そしてとても大事な話が沢山含まれていると思いました。
友人から聞いていた話と符合する点もとても多かったです。

読み終えた時のなんとも清清しい感じ。本当に読んでよかった。
母もずいぶん前にこの本を読んだそうです。

☆☆☆☆☆ 5つ。
おすすめの本です。

最後にもうおひと方。
中川昌蔵さんという方が出てこられます。
「運命の法則」というご本を出されているそうです。
波動を高めるヒントが書かれているよう。
今手元にある本を読み終えたら、是非読んでみようと思います。





posted by マメコ at 20:18| Comment(0) | 読書記録+おすすめの本 | 更新情報をチェックする