2015年07月08日

亜麻紡ぎ体験

先日、亜麻紡ぎ体験に参加してきました。

亜麻はリネンの原料です。
亜麻=フラックスは植物名で、
生地(糸)になったものをリネンと呼ぶそうです。

場所は、札幌のお隣の江別市。
パンやお菓子作りをされる方には「はるゆたか」などの小麦粉でお馴染みの、
「江別製粉」があるところです。

参加者は私の他にもうお一人。
作業に入る前に、先生がご自宅や貸し農園で亜麻を栽培されている様子や、
収穫後の下処理・作業工程など、写真を使っての説明がありました。

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先生が育てた亜麻がこちら。
ドライフラワーのような状態ですが、これを使って紡いでいきます。

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収穫後茎を水に一ヶ月くらい浸して、茎の内&外の要らない部分を水に溶かすそうです。
そして乾かしたこの常態から、更に周りの皮を取り除いて行きます。
これは、まだ皮がある状態。

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ポキポキ折ると、中から繊維が十数本出てきます。
ここで先生お手製の器具の出番。(こちらは先生)
木の板で挟んで、まとめて皮をとっていきます。

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皮がだいぶ取れてきた図。
おなじみのリネンの色になってきました。
「亜麻色の髪の乙女」の亜麻色ってこんな色。

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お次はハンドガーターといわれる大きな櫛でしごいて、茎の破片などを更に
取り除いていきます。


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こうやって、長い繊維の1番糸、少し短くなった2番糸、
フワフワの綿のようになった3番糸が出来上がりました。

これを紡いでいきます。

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これがなかなかに難しい。
足踏みミシンのように右足で板を踏んで滑車を回しながら紡いでいくのですが、
ここで私の不器用さが炸裂しまして、滑車の回転ばかりが速くなって
手が追いつかず、何度も糸をブチッと切ってしまうという有様。
そのたび先生が修復して下さり、たまに上手くいくと、
「いいですね〜」と優しく声をかけて下さり、
何とか糸らしきものになっていきました。
厚紙に巻き取った糸がコチラ。

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太さもマチマチでネップを量産しましたが、
このネップが、コースターなどに織るといい味になって可愛いですよ、と
フォローして下さる、またまたお優しい先生なのでした。

大幅に時間を過ぎてしまったため、
途中で作業を終了し、紡ぎきれずに残った糸。
モフモフの3番糸です。

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今回の亜麻紡ぎ体験ははここまでです。
途中お茶休憩を挟みながら、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
私が今回参加した亜麻紡ぎ体験は、2.000円でドリンク付きです。
こんなにお安くていいんですか〜、という印象でした。
リネンがお好きな方にはたまらない体験かも知れません。

数年前から亜麻仁油製造のための亜麻栽培が北海道で広がりつつあります。
その際の茎はどうされているのかたずねてみると、
収穫の際、機械で裁断されてしまっているそうです。
ちょっともったいない気もします。
北海道は亜麻栽培に適した気候で、戦前は亜麻栽培が盛んに行われ、
リネンが織られていました。
いつの日か北海道産リネンが復活する事を、願うばかりです。
今回の会場の江別市大麻東町は、昔大麻(おおあさ)を栽培していたみたいです。
やはり...。地名がまんまですものね。
おおあさ=ヘンプ。
北海道のある地域では、産業用おおあさ(ヘンプ)の復活の兆しがあり、
去年、うさとの服のさとううさぶろうさんや天下泰平さんがいらしていました。
こちらも今後の展開が楽しみです。

今回私がおじゃましたのは、工房 亜麻音さん。
http://amane.chu.jp/

「ゆるーくやってますから、また紡ぎたいなとか、
何か織ってみたいなと思ったら、いつでも気軽にご連絡くださいね」と先生。
とても楽しい体験をさせていただきました。


今週末の12日(日)、江別のお隣の当別町で「亜麻まつり」があります。
http://www.amanosato.jp/event/report/amafes2015.html

畑一面に亜麻が咲いている様子は、それはそれはかわいらしいそうです。
ここでしか見られない景色だとか。
(花が咲いているのは午前中までです)







posted by マメコ at 10:23| Comment(2) | リネン&ヘンプ | 更新情報をチェックする