2013年07月26日

岬めぐり 再び

今日から札幌の小中学校は夏休みに入りました。
この夏も去年のような猛暑になるのだろうか....。

先週の木曜日、主人と積丹へ出かけてきました。
昨年消化不良のまま終わった、「岬めぐり」の決着をつけに。

BGMは、やっぱりこれですね。




昨年も訪れた、積丹の神威岬。
昨年は、23年の台風による土砂崩れの影響で、遊歩道が途中から通行止めになっており、
岬の灯台まで行かれませんでした。
この遊歩道が復旧したことを知り、早速リベンジすることに。

とても爽やかな朝です。
絶好の岬めぐり日和に気をよくして、9時過ぎに家を出発しました。
家を出てから少しして、龍神雲が出ているのに気づきました。
運転中の主人は気づかなかったようですが、私は1人おぉーッと嬉しくなり、
「神威岬まで行ってきまーす。」と、ご挨拶。

P1120029(1).JPG
ばんけいスキー場 近くにて。
走行中に撮影したため、全体が収まりきりませんでした。
残念。


片道3時間弱の行程です。
一般道をのんびり行く事にしました。
途中、小樽のエグヴィグさん(パン屋さん)に寄って、
クロワッサンなど買い求めました。
平日の午前中なのに駐車場はいっぱいで、お店の外で並んで待ちました。
さすが、人気店です。

P1120032(1).JPG


お昼は美国の「ふじ鮨」さんで。
主人は魚卵を禁止されているため、残念ながら「うにちらし」は食べられません。
せめて一口ということで、殻つきのうにをいただきました。
あとは刺身定食など。

P1120039(1).JPG

このウニ、しばらくモゴモゴと動いていました。


お腹も満たされ、さぁ目指すは神威岬。
ここから30分弱くらいの距離です。


「ヤッホー!」。
今年もやってきました『神威岬』。

P1120045(1).JPG

きれいな海の色、積丹(しゃこたん)ブルーと呼ばれています。
今日はあの先に見える岬の突端まで行けるのかと思うと、嬉しくてたまらない。
朝から浮かれすぎていて、うっかり帽子を玄関に忘れてきたことに、
ここでようやく気付きました。

歩き始めて少しすると、門をくぐります。
「女人禁制の門」。

義経伝説に由来するそうです。
奥州平泉から逃れてきた義経は、日高の平取の首長の元に身を隠します。
そして、首長の娘チャレンカと恋仲になるのですが、
兄頼朝の追跡がこの地まで及んでいる事に気づいた義経は、チャレンカに何も告げず
西へ西へと逃げ、ここ積丹から船で大陸へと向います。
追いかけてきたチャレンカは、義経を乗せた船が大海原へと出て行くさまを見、嘆き悲しみ、
「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」
という恨みの言葉を残して海に身を投げてしまいました。
この辺りは事故が多く、後に女人禁制となりました。
その後江戸時代になってから解除されたそうです。

余談ですが、私は 義経=チンギス・ハーン説 ありだと思っています。
奥州〜日高〜積丹〜大陸、そしてモンゴルへ〜。

昨年は通行止めになっていた箇所を、無事通過しました。
かなりアップダウンがあり、景色がコロコロ変わってとても面白い。
目の前には、またもや幻想的な雲。

P1120134(1).JPGP1120063(1).JPG
P1120053(2).JPGP1120125(1).JPG
P1120135(1).JPG

この写真、何度も見ているうちに、人の顔に見えてきました。
悲しそうな優しそうな、目が印象的な女性です。
額に何か模様を描いているような、まるでアイヌの女性。
まさか?(一度そう思うと、そうにしか見えないもの。^^)

一気に行ったら勿体無いと思い、立ち止まり、振り返り、休みながら、
ゆっくり進みました。
30分近くはかかったでしょうか、ようやく灯台に到着です。

P1120068(1).JPGP1120106(1).JPG

日頃の運動不足がたたり、私1人だけ「ゼーゼー」言ってる。
汗を拭いながらベンチで一休み。
吹き抜ける風は心地よく、澄んだエメラルドグリーンの海が
疲れを癒してくれます。
本当に気持ちのいいところ。

P1120095(1).JPG

水面はキラキラ輝き、遠くには大型の船。

P1120092(1).JPG

これが岬の突端から見た景色です。
あの岩が「カムイ岩」。
義経を思う悲しみのあまり、岩になってしまったチャレンカなのか。。。
一目見たかったこの景色。
頑張って来て良かったです。

隣の若い子たちの、こんな会話が聞こえてきました。
「あの岩は誰が作ったの?」
「知らなーい」

「?」
オイオイ

それにしても、今日は出発の時からこちらについてからも龍神雲を沢山目にしました。
歩いていて気づいたのですが、この岬へ続く遊歩道は、
まるで龍の背の上を歩いているかのようでした。

帰り道、足を痛めた方がいらしたようで、救急隊の担架で運ばれていきました。
なんと8人がかり。
細くアップダウンのある道の搬送はとても大変そうでした。
このためしばらく通行止めに。
この岬へは靴底の安定した歩きやすい靴で、時間に余裕を持っていかれるのがいいと思います。
足場が悪いので、ヒールの靴は絶対×です。
観光と言うより、軽い運動の覚悟で行くのがよろしいかと。

その後、不思議な女性二人連れとすれ違いました。
鈴を鳴らしながらこちらに歩いてきます。
まるで、浄化をしているかの如く。
「あの辺りが真っ暗で、怖くてとても近づけない」
私達が歩いてきた方を指差して、そんな会話をしていました。
やはり昔色々あった土地のようですから、見える人には何か見えていたのかも
知れません。
何も感じず歩いてきた私たちは、この会話で一気に涼しくなりました。


駐車場に戻り、売店で名物の「積丹ブルーのソフトクリーム」を買いました。
色からしてミント味かと思いきや、あっさりしたバニラ味。

P1120144(1).JPG

ここ『神威岬』は、夏の夕暮れ時もそれはそれは素敵だそうです。
ただ時間になると国道沿いのゲートが閉まりますので、開門時間を観光協会のHP
確認したほうがいいでしょう。
強風の日にも、ゲートが閉まることがあるようです。

この複雑な地形の尾根の先に、灯台を作ってくださった昔の方々のご苦労に、ただただ頭が下がります。
こんな素晴らしい景色を見ることが出来て、ありがたいことだと思いました。
沢山の人にこの景色を観て頂きたいです。
北海道(小樽)観光にいらしたら、是非『神威岬』までどうぞ〜。
季節や時間帯を替えたら、また違った景色が見られるのでしょう。


さてお次は、積丹岬の『島武意海岸』へ。
渚百選に選ばれている海岸です。
ここも昨年は、海岸へ下りる階段が閉鎖されていましたが、
今年復旧したようです。

P1120177(1).JPGP1120145(1).JPG

狭いトンネルをくぐると、パーッと視界が開けます。

P1120171(1).JPG


早速海岸へ下りることに。

P1120168(1).JPG

階段なのですが、これが結構きつい。
下りでこれだから、帰りの上りは相当キツイだろうと覚悟しながら下りて行きました。
お子さん連れはちょっと厳しいかも知れません。

P1120163(1).JPG

海岸は、ゴロゴロした大きな石で埋め尽くされています。
慎重に歩かないと足を挫きそう。

P1120157(1).JPG

P1120153(1).JPG

ほーっ、ここも素敵ですね。
伊豆の田牛(とうじ)のサンドスキーエリアに似た、ちょっと閉ざされた感じ、
とても懐かしい雰囲気でした。
砂浜だったら、絶好の海水浴場となるのでしょうが、
このゴロゴロの石のため、『渚百選』にふさわしいこの美しさが
保たれているのかも知れません。

帰りの上りは、想像以上の苦しい道のりでした。
今日はやたらと足腰を鍛えている気がしています。
もう足が上がらない。
ブレーキが踏めない気がするくらい、足がワナ・ワナ&カックン・カックン。
情けない。日頃から、もう少し体を鍛えておかないといけませんね。

すでに16時を過ぎています。
札幌までここから2時間半はかかります。
シマッタ、次男の塾の日だ!

夕日を背に受けながら、積丹・余市・小樽を抜け、19時過ぎにようやく家に
たどり着きました。
私のリベンジしたい気持ちに、主人をつき合わせてしまった感がありましたが、
主人も「行って良かったよ」と言ってくれました。

秋には他の岬にも行ってみようー。




posted by マメコ at 11:07| Comment(0) | 北海道 LOVE | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。