2014年05月19日

遅ればせながら花見の話など

先々週(5/8)、お花見に日高まで出かけてきました。
正確には、新ひだか町静内の二十間道路へ。
ここは、北海道でも有数の桜の名所です。
自宅から片道およそ3時間の距離、久しぶりに高速に乗って日帰りで行ってきました。

満開宣言から3日遅れでしたが、7キロも続く桜の街道は、
それはそれは見応えがありました。(満開の時に見たかったナ)
左右の道幅がちょうど二十間(約36m)あることから、「二十間道路」と呼ばれるそうです。
GW開けの平日でしたが、沢山の見物客が来ていました。

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静内町の公式HPで、素晴らしい桜の写真が見られます。
2014年の桜
http://www.sakuranamiki.com/yousu/2014/14-nen.html

桜も素晴らしかったですが、
この二十間道路の一番奥にある『龍雲閣』も興味深かったです。


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明治42年、貴賓舎として建てられたものだそうです。

概要 龍雲閣パンフレットより

宮中御料馬の生産ならびに北海道産馬改良の本務の他、
日露戦役中陸軍の要望にこたえて軍馬の拠出をしていたことから、皇族をはじめとし、
高位高官の士をお迎えする機会が多く、これら貴賓を招じ得るこの種の客舎の要望は
きわめて強く、
たまたま、翌年に韓国皇太子 李垠(りぎん)殿下御臨場を予定されていたことが
この客舎の実現に拍車をかけたようです。
建築に要した費用は4.939円17銭と、当時の静内村の年間予算に匹敵するほどの
多額の費用が投じられました。
これが当時の人々を如何に驚かせたかは、当時「凌雲閣」と名づけられたことからも
十分想像が出来るでしょう。 
転載ここまで。

日高と言えば、日本一のサラブレッドの産地。
日本の競馬馬の7割を担うそうです。
この辺りは右を見ても左を見ても牧場・牧場・馬牧場。
畑は殆ど見当たらず、どこもかしこも牧草地です。
人の数よりお馬さんの数の方が大いに違いない。

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日露・日清戦争中、北海道の丈夫な馬『道産子』が戦場に送られたそうです。
また、当時は馬車での移動が主だったため、馬の需要が高かったとか。

さてこの龍雲閣、
静内の桜祭り(今年は5月4日〜11日)に合わせて、
毎年この時期だけ一般開放されるのだそうです。
入場は無料で、募金箱が置いてありました。
撮影OKだったので、何枚か内部の写真を撮らせていただきました。

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当時使われていた食器

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湯たんぽ・電話・馬具

天皇陛下がお座りになられた椅子。
お風呂・洗面所など、当時のまま残されています。
火鉢はサイズが大・中・小とありまして、
位が上の方が大きい火鉢を、お付きの方が小さいほうをお使いになられたそうです。
暖をとるのにも、大小の区別があるとは...。

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90年も前の建物ですので、さすがに床はきしみますが、
内装は当時のままだそうです。

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私たちが今いるこの建物に、皇太子時代の明治天皇や大正天皇、
伊藤博文公がお泊りになった。
そう思うと、ロマンを感じずにいられません。
今上天皇も数年前に見学にいらしたそうです。
その同じ場所に見学者が立ち、案内の方のお話を聞くことが出来ます。
何とも有難い気持ちになりながら、じっくり見て回りました。

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2階のお部屋(高位の方のお部屋)の畳のヘリの柄がとても雅でした。
尋ねてみたところ、やはり特注品だそう。
以前は葵のご紋の柄だったとか。ナルホド〜。

ここ静内は北海道の中でも積雪が少なく、海からも多少離れているため、
塩害が少ないのも幸いし、
昔の姿のままの「龍雲閣」が残っているそうです。
静内の桜祭りに行かれる際は、ぜひ龍雲閣にも足をお運び下さいませ。
案内のおじさんに、「沢山宣伝してね」と言われましたので..。^^;

今回時間の関係で寄れませんでしたが、
日高(平取り)には義経資料館があるそうです。
この地には古くから『義経信仰』があるらしく、そのご縁で建てられた模様。

一昨年積丹の神威岬を訪れた際、神威岬に残る「義経伝説」を知りました。
奥州平泉から北へと逃げてきた義経たちは、日高(平取り)のアイヌの首長の元に
身を寄せます。
そしていつしか首長の娘、チャレンカと恋仲になるのですが、
この地にも兄頼朝の追っ手が迫っていると気づいた義経は、
チャレンカに何も告げず積丹へと逃げ、そこから船で大陸に渡った。
神威岬にはそんな話が残っていました。

日高地方に残る、義経信仰。
積丹に残されていた義経伝説と、繋がりますねぇ。
義経は奥州で自害したという説が有力で、
学術的には否定されている、義経=チンギス・ハーン説ですが、
そうであったらな、と妄想しています。^^

日高の海岸線を走っていると、目に飛び込んでくるのは、
青い海と緑の牧草地とお馬さんという、
他ではなかなかお目にかかれない組み合わせです。
ここにしかない、独特の風景だろうと思います。
この海岸線を下ると、「えりもの春ぅは〜♪」でお馴染みの「襟裳岬」。
ついでに行っちゃう?とも思いましたが、かなりの距離があったので、
今回は断念しました。
機会があれば、「岬めぐり・その3」として、訪れてみたいと思います。

日高といえばもう1つ有名なのが、昆布です。
以前中山康直さんと河合勝さんの対談の中で、面白い話がありました。
人間にとって有益なもの。
河合さん曰く、
陸の恵みは「おおあさ(大麻)」で、海の恵みは「昆布」だと。
昆布できちんとおダシ取らないとね〜。
たまにしかやってないことを反省。


このお花見から帰ってから何故かずっと気になっていたのが、「龍雲閣」建設の
1つのきっかけとなった「韓国皇太子」の存在でした。
船でしか来られない時代に、何故にわざわざ日高まで?と思い、少しぐぐっていると、
「高度自給自足時代の夜明け」さんの面白い記事に出会いました。
http://jfcoach.blog49.fc2.com/blog-entry-237.html

ふむふむ。
日韓併合で、当時は日本にいらしたんだ。
それで、梨本家と.....。
これって、めぐみさんとも何か関係あるのかな。
ヴェルファシとか、このややこしい勢力の事はよくわかりませんが、
現実世界でも良い変化が起きているようで、話の続きが楽しみであります。
今は言えないこと、まだ書けないことにこそ真実が隠されているってものですよね。
この「高度自給さん」のコメ欄で、久しぶりにマヨさんのお名前を見ました。
マヨさんブログのファンだったので、思わず小躍りしてしまいました。^^;








posted by マメコ at 09:16| Comment(0) | 北海道 LOVE | 更新情報をチェックする
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