2015年09月30日

釧路川 カヌーの旅 後編

前回からの続きです。

2日目もいいお天気に恵まれました。☀
用意してきたフリースなど必要ないくらい、朝からポカポカ陽気。
三香温泉さんをチェックアウトして、
カヌーの集合場所『ナヌーク』さんへ向かいます。

カヌー体験は様々なプランが用意されていますが、
中でもナヌークさんはガイドさんとは別の艇で、
「自分たちでカヌーを漕いで川を下る」というプランがあり、
「自分で漕ぎたい」オットの希望にマッチしました。

釧路川は全長154km、屈斜路湖から始まり、太平洋へと流れ込んでいます。
ナヌークさんの釧路川のカヌー下り(半日コース)には、コースが3つ。
屈斜路湖スタートの『源流(上流)コース』、『中間コース』、
そして、『釧路湿原(下流)コース』。

私は写真などで良く見かける、こんな蛇行した釧路湿原コースが希望でした。
なだらかで景色を楽しめて、運がよければタンチョウ鶴やエゾシカに出会える、
そんなまったりしたコース。

content_photo1_7.jpg
画像お借りしました。

しかし、オットは『源流コース』に魅力を感じていたようで、
結局オットの希望の、屈斜路湖出発『源流(上流)コース」』に決定...。(うむ)

宿から10分ほどでナヌークさんに到着。
ナヌークさんご一家は、とてもユニークな生活をされています。
冬季以外は、なんとバスにお住まい。
そこが今日の集合場所。

ガイドをして下さるのはご主人ですが、
奥さんの経歴がこれまた凄いのです。
北大の修士課程を出られた才女で、研究テーマは、「熊」。
熊、「クマ」だそうです。
三香温泉のご主人も、
「あの一家はワイルドだからね〜」とおっしゃっていました。
でも実際お会いしたお二人はとても静かな方で、ワイルドというより、自然体。
バスに住んでいらっしゃるとは思えない、そのギャップがまた面白かったです。
お借りしたおトイレは野性味溢れていまして、期待を裏切りませんでしたョ。^^

今までのカヌーの経験などを聞かれ、諸々記入後、
服の上からドライスーツを着ました。
手首・足首・首元、全てピターッと閉じる完全防水。
靴も履き替えます。
カメラ・貴重品などはドライBOXに入れて、カヌーに固定。
今までカヌー2回、シーカヤックを1回体験しましたが、
こんな重装備は初めてです。

物々しい支度に、私はだんだん口数が少なくなっていきました。
「気楽に来てしまったけれど、もしかして間違えた?」

支度を終え、カヌー2艇を車に積んで、湖畔へと向かいます。
オールの握り方、方向の変え方などを一通り教わり、いよいよ湖に出ます。
私は前、オットが後ろで舵取り。

先生の後ろについて右旋回、左旋回、枝の下をくぐるなど、
同じコースを辿る練習を湖で小一時間ほどしました。
これがなかなか難しい。
二人の息が合わないのか、思った方向へ上手く進めず、つい大回り。
度々先生から遠ざかってしまうのです。
あらら...。
こんなんで川に出て大丈夫なのかな。
「今日はこのまま湖の上でいいです...」と、何度も言いかけました。
オットも珍しく弱気になり、同じような気持ちでいたらしい。

しばし休憩。

kussyarokanu2IMG_1967.jpg


休憩後先生から「今度はご主人だけで漕いでみましょうか」との指示。
するとですよ、
さっきまで迷走を続けていたわが艇が、
先生の後ろを上手に付いて行くではありませんか。
「?」
迷走の原因は、つまりは、私だ...。 
その様子を見て、先生も安心したのでしょう。
「それじゃ、これから川へ出ましょう」

いよいよ、屈斜路湖から釧路川へと出て行きます。(ドキドキ)
想像していたより川の流れは穏やかで、一安心。
浅瀬かと思えば、急に深くなっていたり、川の表情はコロコロ変わりました。
始めは緊張でガチガチでしたが、
だんだん遠くを見る余裕も出てきました。
舵取りのオットの合図に合わせて、右や左、カーブに合わせてカヌーは順調に
下って行きます。

前を行く先生は、静かに優雅にオールを操って漕がずに進んでいるのですが、
私たちはチャポンチャポンと音を立て、水しぶきを浴びながら、
忙しくオールを動かし続けていました。
途中、迷走して枝に突っ込んだり、葦の草むらに乗り上げたりなどは想定内。^^
バック・バック、右旋回しながらバックのつもりが、何故かクルリと1回転。
笑い転げながら向きを変え変え、下っていきました。フー。

そろそろ終点。

あぁー、楽しかった。
源流コースは、大自然を満喫できる気持ちのいいコースでした。
「このまま湖の上で...」なんて、弱気な事を言わなくて本当に良かった。


下っている途中は、カメラを取り出す余裕などなく、
両手でしっかりオールを握って、実に真剣そのもの。
(湿原コースなら撮影可能との事でした)

私たちが下ってきたのはこんな所です。

P9240841(1).JPG

その先。

P9240843.JPG


P9240837(1).JPG

終わってみれば、
「源流コースにして良かったね」などと、余裕の発言まで飛び出していました。
コツを掴んだら、カヌーで川を下るのは最高に楽しいと思います。
もっと川の上に居たいくらいでした。
機会があれば、中間コース&湿原コースのロングコースにも挑戦して
みたいものです。
先生、ありがとうございました。

11:30、ナヌークさんに別れを告げ、
屈斜路湖畔の東側に位置する砂湯へ移動。
ここは、湖畔のきわの砂を掘るとお湯が出てくる珍しいスポットです。
確か、22年前にも来たのでした。懐かしいね。

早速掘ってみます。
温かい。
場所によってぬるかったり熱かったり。
少し掘るだけでお湯が出てきます。

中国人の観光客の方が近づいてきて、「シャシン トッテモイイデスカ?」と、
何故だか、お湯に浸かった主人の足を撮って行かれました。^^

P9240845(1).JPG

帰りは阿寒湖へ寄って、足寄経由で再び道東道に乗って家に帰りました。
阿寒湖を出たのが15時頃でしたが、20時には家に辿りつきました。

お天気に恵まれたこの2日間。
行きたかった所、見たかったもの、やりたかった事、
全部叶った旅になりました。

快く送り出してくれた、母や息子たち、
みんな、ありがとう。
そして、この旅の言い出しっぺのオットにも感謝。
2日間で800`、よく走ったねー。
遠かったけれど、楽しい旅でした。
お疲れ様〜。







posted by マメコ at 09:53| Comment(0) | アウトドア | 更新情報をチェックする
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